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本、ゲーム、アニメ等の紹介・感想を書き連ねていきます。その他にもいろいろつぶやくかもしれません。

猫撫ディストーション 紹介・感想 (ネタばれはないよ!)

 

 

あらすじ

妹の琴子は難病を患っている。

そのため七枷家には、驚かせて刺激を与えないために、琴子の部屋には入っていけない決まりがあった。

しかしある朝、無数の流れ星が降り注ぎ、星や宇宙の写真を見ることが好きだった琴子にそのことを知らせようと主人公はドアを開けてしまう。

そして……主人公は息をしていない琴子の姿を見た。

 

 

こうして主人公は、彼女が死んだのは自分の責任だと思い、物事を決定できない性格になってしまい、怠惰な日々を送るようになったのだが、再び流星群が降り注いだ日、なんと琴子は生き返り、また父、母、姉、さらに猫までもが姿を変化させた。

 

 

 

 

評価

A (高い順でS~C)

 

 

 

感想

難しい話はさっぱりだけど面白かった!

 

 

 

……というのが率直な感想です。

 

 

 

私がわかる中でも、シュレディンガーの猫ヴィトゲンシュタイン論理哲学論考とかでてきます(やべぇ全然わかってない)。もちろんそれ以外にもたくさんの難しい話や専門用語が飛び交います。管理人の頭には、よく?の文字が浮かびました。

 

 

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 ↑のっけからこんな感じで、この後にもこういった文が多く挿入されます、まぁこれは言っている意味は何となく分かりますが。

 

 

 

ですが、この作品に関しては、これらの哲学やSFの知識に疎くても、物語の核となる部分は楽しめると思います(私がそうだったように)。

 

 

 

結局のところ、この作品のテーマ、というか根底にあるものは家族だとか、人の共同体だとかの、現実的なものだと感じました。

専門用語が全く分からずにクリックの速度だけ早くなっていった私でも(後半ちとわからなさ過ぎてきつかった)、そのことについて真面目に考えるほどには家族の絆について触れられていると思います(あるヒロインのルートは別)。

 

 

 

ただ、前述したとおり難しい話がいっぱい出てくるのも事実ですので、そういった話が好きではない人には合わないかもしれません。

 

 

 

個人的には、おすすめの作品です。

 

 

 

キャラ

姉と妹が好きです。特に、クールだけど出れるとかわいい妹、琴子が好きです。

 

 

 

CG

キャラがかわいく、よかったです。

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ただ、振り向くような構図の時のあるキャラの絵に少し違和感を感じました(上の画像じゃないよ!)。

 

 

 

 

BGM

良かったです。